▼ 短距離の移動にはよく自転車を使います。もとより自転車に乗るのが好きだし、ガソリン代の節約にもなるし、健康維持にも効果的。さらに言えば地球温暖化の防止に一役買っているような満足感も得られます。ツァーにもよく参加します。ツァーには自転車を車に積んで郊外まで出かけることが多いので、実際はあまり地球温暖化防止には貢献していませんね。
もとよりハードコアなサイクリストではないので、舗装路を高速に走れるロードレーサーよりも、道路状態を選ばすどこでも走れて丈夫なマウンテンバイク、ハイブリッドバイクの方が好きです。ツァーによっては、こういう自転車で参加するのはちょっと場違いな感じがすることもありますが、まあほとんど気にしませんね。
▼ 昨今はガソリンの高騰で自転車を使う人が増えてきたようですが、アメリカで自転車を交通手段として使うのはたいへん危険です。アメリカは「自動車先進国」と形容されて久しく、道路のシステムは車の運転には随分便利に出来ていますが、その反面、歩行者や自転車には注意が払われていない「自転車後進国」「歩行者開発途上国」でもあります。僕の自宅付近も例外ではなく、徒歩・自転車で近くのショッピング・モールへ行こうとすると、自動車が70キロぐらいでビュンビュン飛ばしている道を横断しなければなりません。横断歩道なんてありませんし、一番近い信号までは何百メートルも歩道のない路肩を歩いて行かなければなりません。安全を考えると結局、はがき一枚投函するにも車を運転してということになります。
もっと歩行者や自転車に優しい町作りをすべきだと思うのですが(CO2の排出量も少なくなるし、原油の海外依存度も減らすことができる)、政府は何故かそんなことより自動車道路の整備・拡張に余念がありません。
▼ さらに問題なのはこの国に根強くはびこるカーカルチャー、自動車優先の意識です。車で歩行者を轢いて死なせても、よほどの過失がない限り罪に問われることはなく、基本的に道路は車のものというメンタリティーが強くあります。自転車に乗っていて車と事故にあったら、どちらがルールを守らなかったのかというようなことにはお構いなく、そんなところで自転車に乗っていたお前が悪いというわけです。
車は「走る凶器」ですから運転するときは歩行者、自転車に十分注意を払わなければなりません。With Great Power comes Great Responsibility です。しかしそういう意識を持ったドライバーは少ないですね。自転車を追い越しぎわに理由もなく罵声を浴びせたり、警笛をならしたり、弱い者いじめするドライバーを見るにつけ、荒くれ者だけど弱者には優しいというアメリカの伝統、西部劇のガンマンのような種族は残念ながらこの国では絶滅しつつあると感じます。
▼ 昔からデータを記録/整理するのが好きでした。今もこの性癖が抜けず、自転車で走ったルートをこまめに記録しています。使う道具はハードウェアがGPS(GarminのGeko
201、右の写真)とPC、ソフトウェアがカシミール3Dと轍(わだち)。自転車にGPSを積んで走った後、GPSのメモリーからトラックデータをPCにダウンロード。カシミール3Dを使ってデータを編集、さらに轍を使ってGoogle
Map用にHTMLを作成します。 こうして作ったルートマップと写真を整理して公開するのが、このウェブサイトの主要な目的の一つでもあります。