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サイクリングの醍醐味はやはりツァーに参加ことでしょう。一人で何十マイルを走破するのは本当に大変ですが、たくさんの自転車に混じって走るとアドレナリンがポンプアウトするのか、比較的楽に走れてしまいます。途中で水や食料の補給もあるし、万一自転車が故障した場合はサポートが駆けつけてくれるので安心。またグループで走る方が自動車からの可視性が向上するため安全面でもお勧めです。 毎年5月から10月にかけて全米各地でさまさまな自転車ツァーが開催されますが、ここではニューヨーク、ニュージャージー近郊で開催される、筆者が実際に参加したツァーを紹介しています。その他のツァーも網羅したイベント・カレンダーはSuburban Cyclists Unlimitedのサイトをお勧めします。
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自転車シーズンの到来を告げるツァーで、筆者は2007年から2010年まで4年続けて参加しました。参加人数は約三万人で打ち切り。希望者が多いので早めに申し込む必要があります。当日参加はできません。このツァーは全米最大のバイクイベントらしく(要するに参加人数が最多)、確かにすさまじい数の参加者で、ひとつ間違えば収拾がつかなくなってしまいそう。主催者側の苦労は並大抵のものではないでしょう。ツァーはマンハッタンの南端、バッテリーパークを朝8時にスタート。セントラルパークを抜け、ブロンクスに入った後、再度マンハッタンに戻り、クイーンズからブルックリン、そしてヴェラザノ橋を渡ってスタッテン島のフォート・ワズワースへゴールイン...というルートは毎年ほとんど同じ。 当日はツアーの経路に当たる道路は自動車が進入禁止。自動車に煩わされることなくニューヨーク市街地のサイクリングが楽しめます。FDRドライブ、BQE、ヴェラザノブリッジといった普段は自動車しか通れない高速道路を自転車で走るのは実に愉快。全長約42マイルのコースは、ほとんどが平坦な舗装路のため終始快適に走れます。ところどころで渋滞が発生するのが難点。何しろ三万台の自転車が走るわけなので。 ![]() 参加する自転車は、本格的なロードモデルから、マウンテンバイク、タンデムバイク、リカンベント、ハンドサイクル、ママチャリ、子供用自転車までなんでもあり。ウェアも本格的なレーシングユニフォームを着ている人もいれば、普段着のまま長いスカートを履いている人もいます。 人気があるせいか、エントリーフィーは年々高騰して、2011年は75ドル。いくらなんでもこれはちょっと高すぎ。誰でも気軽に参加できるツァーではなくなりつつあります。 2010年のツァーの体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちら。 |
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毎年5月は自転車月間(Bike Month)ということで、全米各地で大小さまざまなBike Tourが行われますが、これはその「小」の部類に入るローカル・バイク・ツァー。Edison、Metuchen両市のリクレーション課が合同で主催しています。参加人数は例年、100〜200人程度。 ![]() ツァーはEdison Municipal ComplexをスタートしてEdison市とMetchen市内を巡る約25マイルのコース。パトカー、白バイが先導する安全でスローペースなツァーなので子供もたくさん参加しています。 遠方から来てわざわざ参加するほどのツァーではありませんが、近くにお住まいの方は是非どうぞ。 2010年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。 |
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エリザベスはニューアーク国際空港の南に隣接する港町で、かつてはニュージャージーの州都だったところ。Tour De Elizabethはエリザベス市が地元企業の協賛を得て毎年5月に開催されるイベントです。![]() パトカーに引率されるこの種のツァーは安全な反面、先導するパトカーが交通規制を行いながらツァー全体が進行するため、後続自転車待ち、交通規制完了待ちが度々発生、スムーズに走れないのが普通。しかしこのツァーはあまり中断することなくエリザベス市街15マイルを愉快に走ることができます。欲を言えば、もう少し距離が長ければいいのですが。 ツァーの開始、終了はNew Jersey TransitのElizabeth駅から近いUnion Square。電車に乗っていくこともできます。 2010年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。 |
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ツール・ド・ブルックリンはTA(Transportation Alternative)が主催するファミリー・リクレーション・ツァー。パトカーが先導するので安全。年齢、体力に関係なく、誰でも楽しくサイクリングできるというのが売りで、子供もたくさん参加しています。![]() ルートは毎年変わるものの基本的にブルックリン内を周回する約20マイルのコース。全体にスローペースで、要所要所で交通規制や後続車待ちのためにツァーが中断されるのが難点。ツァーというよりパレードといった感じでしょうか。 それでも自動車や信号を気にしないで市街地を走るという機会は普段あまりないので、まあ一度は参加してみる価値のあるイベントです。 2008年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちら。 |
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Bergen CountyのDepartment of ParksがBTCNJ(Bicycle Touring Club of North Jersey)の協力を得て毎年6月に開催するツァーです。Bergen Countyを周回する 5マイルから45マイルまでの幾つかのコースが用意されています。![]() 参加者はBTCNJのメンバーが先導する幾つかのグループに分かれて走ります。 45マイルのツァーはハード。ペースがかなり速いので、付いて行くのが大変です。普段からロードバイクに乗り慣れている人以外は、25マイルツアーに参加する方がずっと快適だと思います。 2010年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。 |
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Revolutionary Rambleは2009年から始まった比較的新しいツァーで、Morris CountyのMadisonで開催されます。この辺りは独立戦争の頃の遺跡が点在していて、『Revolutionary』の名称はそこから来ているようです。![]() もともとMorris Countyは丘陵地帯でアップダウンの多い地形ですが、走ってみるとやはり坂道の連続。ここで紹介したツァーの中でもRamapo Rallyとともに最もハードな部類に入るでしょう。 集合場所のDrew UniversityはNew Jersey TransitのMadison駅からすぐ近く。電車で参加することもできます。 2010年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちら |
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これもTA(Transportation Alternative)が主催するファミリー・リクレーション・ツァー。ツール・ド・ブルックリンの人気に刺激されて2008年から始まった、ツール・ド・ブルックリンのクイーンズ版です。![]() 距離は25マイル。いわゆるバイク・ツァーとは違って、どちらかといえば「自転車に乗ってクイーンズのあちこちを見て回りましょう」という趣旨のイベントです。先導するパトカーが交通規制を行いながら進むため、安全な反面たびたび待ち時間が発生するのが難点。日ごろから自転車で走り回っている人はきっとフラストレーションがたまるでしょうね。 2009年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちら。 |
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ツァーを主催するDelaware Valley Volunteer Fire Company(消防署です)があるErwinnaはデラウェア川を挟んでニュージャージー州フレンチタウンの対岸。ニューヨークからはちょっと距離が遠すぎるかもしれませんね。交通手段も車以外にはありません。![]() 4マイルからメトリックセンチュリーまでのコースが用意され、一部のコースにはダートロードも含まれています。ツァーの沿道はほとんどが田園や森林地帯。『Tinicum Townshipの美しい自然の中』で自転車を走らせることができます。 参加人数が少ないのもいいですね。無料で提供されるスタート前の朝食、フィニッシュ後の昼食を落ち着いてゆったりと取ることができます。 2010年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちら。 |
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Princeton Freewheelersが毎年8月に主催する ニュージャージーのプリンストン郊外を走るツァー。 ツァーのスタート地点にあるMercer County Community CollegeはNew Jersey Transit(North East Corridorライン)Hamilton駅の近く。電車に利用して行くこともできます。ツァーのルートはニュージャージー中部の田園地帯。コースのほとんどがフラットで比較的楽に走れます。 2010年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちら。 |
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BTCNJ (Bicycle Touring Club of North Jersey) が主催するRamapo RallyはNew Jersey北部、Campgaw Mountain Reservationで開催されます。Campgaw Mountainはスキーリゾートとしてポピュラーなところで、筆者hも何度かスキーをしに来たことがあります。![]() 周辺はハイキングコースが幾つもある風光明媚なところですが、その反面、丘陵地帯のため上り下りが多くサイクリングにはちょっとハードなところです。 2009年の参加人数は約1000人で、比較的規模の大きなツァー。交通の不便なところなので、参加するには車で行くしかありません。 2009年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちらです。 |
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Lake Nockamixon CenturyはSuburban Cyclist Unlimitedが主催するセンチュリー・ツァー。ペンシルバニア州、Bucks CountyのWarringtonで行われます。 Bucks Countyはあたり一面に農場や牧場が広がる典型的なペンシルヴァニアの田舎町。またツァーのハイライトであるNockamixon湖は森に囲まれたとても美しい湖です。ツァーのルートは交通量が余り多くなく起伏も少ないので走りやすいコース。 2009年、2010年と開催されませんでしたが、2011年からまた復活しました。2008年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちらです。 |
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New York City Century Bike Tourは全ルートがニューヨーク市内である唯一のセンチュリーライドだそうです。15マイル〜100マイルの5つのコースが用意されていて、100マイルのツァーは朝の6時にセントラル・パークを出発し、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクスを回り、再度マンハッタンに戻って、セントラル・パークにゴールインします。 ![]() 100マイルを完走できるかどうか分からないという向きには(私もそうですが)、100マイルグループに入ってスタートし、途中で体調など様子を見ながら、必要に応じて75マイルコース、あるいは55マイルコースへと変更するというのが良いと思います。こういうフレキシブルな走り方ができるのがこのツァーの良いところです。 ただ全ルールがニューヨーク市内のため、信号待ちが頻繁に発生します。またトライボロー橋を越すときに自転車を担いで階段の上り下りを強いられるのは何とかならないものでしょうかね。2008年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちら です。 |
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Annual Water Wheels Tourを主催するLawrence Brook Watershed Partnershipはニュージャージー中部のLawrence Brook、及びその流域にある湖沼の環境保全を目標とするNPO。このツァーも流域の自然に親しむことを目的にしています。![]() ツァーのルートはEast BrunswickからPrinceton Junction付近まで、ちょうどルート1号と95号に挟まれた地帯を巡る28マイル。あまり宣伝もしていないようで、知る人の少ない超小規模なイベント。まあ、そういったところがこのツァーの特徴で、良いところでもあります。2010年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちらです。 |
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ツァーの主催はStaten Island Bicycling Associationですが、スタッテン島ではなく、毎年New JerseyのJamesburgで開催されています。![]() 取り入れシーズンのニュージャージー中部の農村地帯を駆け巡るツァー。季節がら、沿道にはカボチャ狩りやりんご狩りがあちこちに見られます。 ツァーのコースは全般的にフラットで登り降りはあまりなく、交通量もあまり多くなくので比較的快適に走れます。 2009年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちらです。 |
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TAが主催するツール・ド・ブロンクスは例年、自転車シーズンの最後を飾るツァーになります。25マイルと40マイルの2つのコースがありますが、筆者はいつも40マイルの方に参加。![]() 25マイルコースはツール・ド・ブルックリンやツール・ド・クイーンズのように、パトカーに先導される形ですが、40マイルコースはキューシートを頼りに一般道を自分のペースで走ります。 40マイルコースのルートはブロンクス・カウンティ・ビルディングを出発し、ブロンクスをほぼ一周してニューヨーク植物園にフィニッシュ。後半に坂が多く、結構ハードなツァーです。 筆者の知る限り、誰でも参加できるツァーとしては唯一の無料イベントで、筆者が一番お勧めするツァーでもあります。 2010年のルート地図と体験記はこちらをご覧ください。公式ホームページはこちらです。 |
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